「YouTubeの登録者1,000人を達成して収益化したい!でも、具体的な方法までは分からない」と考えている方は多いのではないでしょうか。
動画を投稿することは分かるけど、動画の内容はどうするのか、どれくらいの期間を見ておけばいいのか気になるところだと思います。
この記事では、YouTubeの登録者1,000人を達成するまでの道のりやコツ、1,000人でも収益化はできるのかなどをお伝えします。
YouTubeの登録者1,000人までの道のりとは
登録者1,000人までの道のりはおおよそ以下の通りです。
0人→500人の道のり
まずは投稿ジャンルやコンセプトを決め、誰に届けたいのかを明確にします。
ここを決めずに動画投稿をすると、発信内容に一貫性が保たれず、視聴者が混乱してチャンネル登録されづらくなるためです。
たとえば、投稿ジャンルを「旅のVlog」とし、コンセプトを「”旅行せずとも旅先の景色や情報が得たい人”が手間をかけずに見れるチャンネル」とするなどです。
上記を設定したらチャンネルのヘッダー、アイコン画像、概要欄を設定して視聴者がチャンネルを訪れた際に、どういったチャンネルなのかをすぐ理解できるようにしましょう。
例:Google Japan
それから動画を継続的に投稿し、徐々に再生回数や登録者を集めていきます。タイトルとサムネイルも重要となるため、最初のうちは自身と同じ発信ジャンルで再生回数が多いものを参考にすると良いです。
初月からたくさんの登録者を獲得することは困難であると考えられるため、他のSNSを活用したり、コメントを促したりしてアクティブなユーザーを増やすことが必要になります。
500人→1,000人の道のり
YouTubeのアナリティクスで試聴時間や人気の動画、どこで離脱されているのかなどを把握しましょう。
上記を把握すると、現在の動画構成や編集に関する問題点を洗い出すことができ、さらなる登録者の獲得につながるからです。また、コメント内容を確認して視聴者の意見を反映することも有効です。
たとえば、旅行のVlogで室内を映したときに多く離脱されているなら、視聴者は外の景色の方が見たいのだと予測することができます。
以上のように、視聴者が何を見たいのかをアナリティクスのデータから読み取り、結果を動画に反映させていくことが重要となります。
YouTubeの登録者1,000人達成までの期間とは
登録者1,000人を達成するまでの期間は以下のように考えられます。
一般的な達成期間の目安
おおよそ6ヶ月〜1年ほどでチャンネル登録者1,000人を達成できるでしょう。
達成期間の目安についてさまざまなサイトを調査した結果、以下の通り期間のばらつきが見受けられました。
- 3ヶ月〜6ヶ月
- 6ヶ月〜10ヶ月
- 1年〜2年以上
上記の中でも6ヶ月〜1年という期間を語るユーザーが多かったため、6ヶ月〜1年ほどという期間を目安としてお伝えしています。
達成期間は投稿頻度やジャンル、チャンネル運営経験の有無などにより期間は前後することが予測できるため、中には3ヶ月以内に達成する人や1年以上かかるケースも考えられるでしょう。
短期間で達成するための戦略
3ヶ月以内という短期間で1,000人を達成したい場合は、チャンネル運営に集中して質の高い動画投稿を3日に1回や、最低でも1週間に1回の投稿など、密度を高くして活動する必要があるでしょう。
一般的な期間として多く語られているのが6ヶ月〜1年であれば、それ以上に多くの時間を費やす必要が出るからです。
たとえば、以下のような1週間スケジュールでYouTube運営に集中するなどです。
月〜水 | トレンド調査、動画構成・投稿スケジュールの考案 |
木金 | 撮影 |
土日 | 編集、投稿 |
上記スケジュールはあくまでも一例で、作業量をさらに増やす必要が出る可能性もありますが、とにかく短期間で1,000人を達成したい場合は、集中的にチャンネル運営をすることが求められるでしょう。
YouTubeの登録者1,000人を達成するコツ
登録者1,000人を達成するためのコツは以下の通りです。
- 定期的に投稿する
- トレンドを把握する
- コメントを参考にする
- 自分の動画を分析する
- 「終了画面」を追加する
- 不要な商品を宣伝しない
- コメントに反応・返信する
- 他のSNSでチャンネルを宣伝する
- タイトルとサムネイルを改善する
定期的に投稿する
動画は定期的に投稿し、最後の投稿から期間が空きすぎないようにしましょう。
たとえば、最後の投稿から1ヶ月以上経過している場合、チャンネル運営が止まっているとみなされる可能性があり、チャンネル登録してもらえないことが予測できるからです。
ですので、最低でも1週間に1本はアップして、最後の投稿から期間が空きすぎないようにすることが重要です。
トレンドを把握する
登録者を増やすには、トレンドの把握が必須と言えるでしょう。
視聴者の関心が集まるトピックや話題をタイムリーに取り上げることで、再生回数を伸ばすチャンスがあるからです。
トレンドに沿った動画をよく投稿する人気チャンネルの関連動画経由で、再生回数を伸ばせる可能性もあるため、ネットニュースや同じジャンルで動画投稿しているインフルエンサーなどをチェックしておくと良いでしょう。
コメントを参考にする
新規登録者を増やすには、コメントを参考にして動画制作をしましょう。
コメントの中に視聴者が求めているものや、自身の動画に足りていないものを把握できる可能性があるからです。
もしまだ自分の動画にコメントがない場合は、同じジャンルで発信しているチャンネルのコメントを参考にすることも有効でしょう。
自分の動画を分析する
YouTubeのアナリティクスで動画の再生回数や視聴維持率、離脱点などを定期的に分析しましょう。
分析することにより、視聴者が興味を持っている動画や動画構成の欠点などを洗い出し、さらなる改善ができるからです。
「500人→1,000人の道のり」でお話した内容の繰り返しになりますが、旅行のVlogで室内を映したときに多く離脱されたのなら、視聴者は外の景色の方が見たいのだと予測することができるなどです。
上記のように、自身の動画を分析すると改善点が見つかることがあるため、定期的に実施しましょう。
「終了画面」を追加する
動画に「終了画面」を追加することも有効です。
「終了画面」とは以下のような、動画の最後におすすめの動画やチャンネル登録ボタンが表示される画面のことを指します。
上記のような終了画面を追加することにより、他の動画の視聴やチャンネル登録をしてもらえる可能性が高まります。
有名YouTuberなども取り入れているため、ぜひ追加しましょう。
不要な商品を宣伝しない
自身が不要だと感じる商品の宣伝は、避けた方が良いでしょう。
本当はいらないと感じている商品の紹介をすると、売り付け感が出てしまい、視聴者からの信頼が損なわれる可能性があるからです。
動画を見ているときに、発信者が商品の特徴や良いところだけを何度も訴えて「とにかくいいから買ってみて!」と言っていたらほとんどの場合、不快感を覚えると思います。
そのため、自身が心から良いと思える商品のみ紹介し、誠実な姿勢を見せることが重要です。
コメントに反応・返信する
コメントにハートマークや高評価などの反応や、返信を積極的に行いましょう。
コメントに反応すると親近感を持ってもらいやすくなり、他の動画を見てくれたりチャンネル登録をしてくれる可能性があるからです。
視聴者の意見や質問に答える中で、動画の新しいアイデアが得られることも考えられるため、コメントへの反応や返信はぜひ行いましょう。
他のSNSでチャンネルを宣伝する
インスタやX、Facebookなど他のSNSを使ってチャンネルを宣伝しましょう。
チャンネル登録してもらうには、ためになる動画やおもしろい動画を投稿する必要がありますが、まずは知ってもらわないと始まらないためです。
YouTubeのみで動画投稿をしている場合と他のSNSも使っている場合を比較すると、おそらく他のSNSも使ってチャンネルの存在を一人でも多くの人に認知してもらう方が、登録者数は異なるはずです。
動画の一部を切り抜いてハイライトとして投稿し、続きはYouTubeから見てもらうようにリンクを貼って投稿すると、何もしないより見てくれる人は増えるでしょう。
タイトルとサムネイルを改善する
タイトルはできるだけ短くし、サムネイルは再生回数が多い動画のものを参考にしましょう。
再生回数が多い動画はタイトルとサムネイルで、より視聴者を引き込んでいると考えられるためです。
サムネイルに関しては、「SAMUNE」というサイトでたくさんのサムネイルを一覧化して見ることができるため、参考にすると良いでしょう。
YouTube登録者1,000人達成に関するよくある疑問
登録者1,000人達成に関するよくある疑問は以下の通りです。
YouTubeの登録者1,000人はすごいのか
十分すごいと言えます。
なぜなら登録者1,000人以上のチャンネルは、TOP15%だと言われているからです。残りの85%は1,000人に到達していないか、それまでに諦めていった人たちということになります。
登録者が100万人、1,000万人以上のインフルエンサーの影響もあり、1,000人という数字ではすごいと思われにくいかもしれません。
しかし、1,000人もの人たちが目の前に並んでいると考えると、何となくすごさを実感しやすいのではないでしょうか。1クラス40人の学校があるとした場合、25クラス分の人数です。
YouTubeの登録者1,000人で収益化はできるのか
収益化できます。
ただし、登録者1,000人以上に加えて、過去1年間の長尺動画の総再生時間が4,000時間以上または過去90日間のショート動画の再生回数が1,000万回以上のどちらかをクリアする必要があります。
ショート動画で条件をクリアする場合、1ヶ月間でおおよそ340万再生ほど必要になるため、長尺動画の総再生時間でクリアすることをおすすめします。4,000時間はとても多く感じますが、以下のように分解して考えると不可能ではないと感じられるはずです。
10分の動画が1,000回再生されたときの再生時間は、166時間40分になります。
4,000時間÷166時間40分で計算すると約24になるため、24本の動画をアップしそれぞれが1,000再生を取ることができれば、条件の一つはクリアできることになります。
YouTubeの登録者1,000人でどのくらい稼げるのか
広告単価のみで考える場合、以下の条件に沿って計算すると500円〜7,000円ほどになります。
月の動画投稿数 | 15本 |
月の再生回数 | 10,000回 |
広告の数 | 1つ |
広告単価の相場 | 0.05円〜0.7円 |
稼げる金額は広告の表示回数やクリック数、アフィリエイトや企業案件を受けているか否かでも差ができるため、各々の活動次第で上下します。
まとめ
YouTubeの登録者1,000人を達成するまでの道のりは、まずは投稿ジャンルやコンセプト、ターゲットを明確に決め、継続的に動画投稿をしていくことです。
1,000人を達成するまでには、おおよそ6ヶ月〜1年程度かかると考えられますが、どれくらいチャンネル運営に集中して時間を割くかによって、期間は前後するでしょう。
登録者を増やすには、基本的には視聴者が求める内容の動画投稿をすることです。アナリティクスで自身の動画を分析し、どこで離脱されているのか、反対に人気の動画内容や構成、編集方法などから改善点を洗い出してください。
また、コメントから動画の改善点や新しいアイデアが得られる可能性もあるため、積極的に反応や返信をして視聴者とコミュニケーションを取ると良いでしょう。