インスタグラムをはじめ、さまざまなSNSを利用していると「なぜこの友達はこんなにもフォロワーが多いのだろう」と考えたり、少しうらやましく思うことがしばしばあるでしょう。
誰しも人から評価されることによる存在意義を求めているので、「フォロワーは何人いたら”すごい”と感じてもらえるのか」と考える人はたくさんいるはずです。
この記事では「すごい」と判断されやすい1,000人を基準に、みなさまの疑問に答えていきます。
一般人でインスタのフォロワー1,000人はすごい?
一般人でフォロワー1,000人に到達するのは、すごいと言えるでしょう。フォロワーの割合も見ながら、その詳細を説明します。
1,000人達成はすごい
以下のグラフは、2019年11月に株式会社ジャストシステムが行った、SNSのフォロワー数についての調査データを円グラフにしたものです。
注釈:0人〜99人未満についてのデータは記載がなかったため、筆者により作成
1,000人以上のフォロワーを持つ人は全体の約30%以上となるので、間違いなく「すごい」と言えるでしょう。
「30%」と聞くと、そこまですごいと感じない方もいるかもしれませんが、言い方を変えると約70%もの人が1,000人未満であるということです。
収入源になる可能性もある
フォロワーが1,000人以上いると、アカウントの影響力を駆使して収益化につなげられる可能性もあります。
インスタのバッジやギフト機能で収益化をするには一定の条件が必要となりますが、アフィリエイトや自社商品の販売であれば特に条件はないため、フォロワー数が1,000人もいれば十分稼ぐことができるはずです。
たとえばフォロワー1,000人のうち100人がアフィリエイトで紹介した商品を購入し、1件あたりの報酬額が500円だとしても5万円になります。自社商品を持っている場合で考えてみると、1,000円の商品を100人が買ってくれたなら10万円もの収益になるということです。
したがって、フォロワーが1,000人以上いると収益化ができる可能性があるのです。
インスタのフォロワー1,000人の影響力とは
主に以下3つの点で期待できます。
それぞれ、具体的に説明しますね。
バズりやすくなる
フォロワーが1,000人いると、常に1,000人のユーザーがご自身の投稿を見れる状態にあるため、バズりやすい環境にあると言えるでしょう。
「バズる」ということは、ほとんどが一時的なものであるため、継続的に収益を得ることを望んでいる場合は懐疑的に考えることでしょう。しかし、バズることによって一時的にでも知名度を上げることができると、企業のPR案件を獲得できたり人脈作りに発展する可能性があります。
PR案件の依頼が来る
具体例として以下の2点を紹介します。
- グルメアカウントでバズり、飲食店からの掲載依頼
- コスメ紹介アカウントでバズり、メーカーからの掲載依頼
ほんの一例ですが、PR案件によって一定の金額を稼げる可能性があります。
PR案件の報酬はフォロワー単価「2円〜4円」が相場となっているため、バズった影響でフォロワーが10,000人になっていたとすると、1件あたり20,000円〜40,000円を稼ぐことができるということです。
もっとフォロワーが多く、影響力がさらに強くなると単価が4円以上になることもあり、数十万単位で稼ぐことができる可能性もあります。
人脈の形成につながる
投稿がバズり知名度が上がることによって、ご自身の発信ジャンルに関連する人と交流する機会が生まれる場合もあります。
相手側にも、知名度の上がったご自身と交流するメリットが生まれるからです。また、こちら側からコンタクトを取った際にも、受け入れてくれやすいでしょう。
ご自身が成長したことによって出会った人もまた、新たな人脈を形成してきているため、人の紹介をしてもらえる可能性もあります。
インスタのフォロワー1,000人に関するよくある疑問
最後に、よくある疑問について紹介します。
1,000人を達成するまでの壁とは?
1,000人までの道のりでよくある壁は、以下の2点です。
- 投稿ネタが尽きる
- 映える投稿を作れない
上記2点が読者のみなさまの中にもあるのではないでしょうか。
では、どうすれば良いのか対策を紹介します。
投稿ネタが尽きる
いわゆる「ネタ切れ」ですが、以下のような方法で対策することができます。
- 投稿頻度と内容をパターン化させる
- 投稿を届けたい人と、そのニーズを把握する
- 日常的に投稿ジャンルの最新情報を収集する
たとえば、「毎週金曜日の18時に、実際に食べてきた料理の投稿をしよう」というようにあらかじめ計画してパターン化させておくと、投稿するためのタスクが明確になります。
また、投稿するジャンルが「グルメ」で、届けたい人が「大学生」である場合、稼ぎがアルバイト収入であることが予想できるため、安くて美味しいまたはボリュームのある料理などを発信すると良いと考えることができます。「誰に届けるのか」を考えることで、ニーズが見えてくるでしょう。
同じく「グルメ」ジャンルで投稿している場合、日常的にグルメの最新情報を収集しておくことで、人気が高い食べ物のジャンルや食欲をより刺激する食べ物などを把握することができます。
映える投稿を作れない
映える投稿作りはむずかしいですよね。
その場合は「成功アカウントの型をマネること」をおすすめします。なぜなら、映える投稿のアイデアが突然生まれることはほとんどないからです。良い撮影方法もデザインも、複数のアイデアの組み合わせによって形成されています。
たとえば、上手く写真を撮る方法が分からないとします。そんなとき、カメラマンアカウントの投稿写真を参考にして、構図をマネるなどです。
そのため、うまくいっている人のやり方をたくさん見て学び、自分なりにアレンジを加えていくことが、映える投稿を作ることにつながると考えます。
1,000人から増えなくなった原因は?
以下2点が考えられます。
- 競合アカウントの方が魅力的
- そもそも発信ジャンルの市場が狭い
ユーザーに投稿を見てもらうために価値提供をするわけですが、競合アカウントがご自身のコンテンツに価値をプラスした内容で投稿をすると、ユーザーはより価値の高い方へと流れていきます。
ですので、1,000人には到達したけどフォロワーが増えない原因の一つは、上記が考えられます。
また、競合アカウントと投稿内容を比較した際に、特に差がなければ発信ジャンルの市場自体が狭い可能性があります。発信ジャンルのユーザー数が少なければ、増えるユーザーがいないため1,000人から増えなくなっていると推測できます。
そもそもフォロワーは何人からすごい?
やはり、1,000人からがすごいです。
冒頭でも紹介しましたが、フォロワーが1,000人を超えている人は全体の約30%ですので、1,000人が「すごい」と思われる境界線でしょう。
注釈:0人〜99人未満についてのデータは記載がなかったため、筆者により作成
もちろん500人や700人でもすごいですが、友達の中に一人くらいは数百人規模のフォロワーを持つ人はいるのではないでしょうか。ですので、1,000人を超えなければ直感的なすごさはあまり感じられないと想定できます。
まとめ
一般人で1,000人のインスタのフォロワーがいると「すごい」と認識されます。
1,000人以上のフォロワーを持っていると、それだけで上位30%となります。自身の投稿がバズる可能性もあり、収益化を見込むこともできます。
PR案件の獲得や人脈形成ができれば、一定の収入を得ることができますし、さらなるフォロワー獲得にもつながっていくでしょう。